沼津夏まつり 狩野川花火大会

「戦後から今に続く歴史ある花火大会。沼津の夜が熱くなる」

伊豆高原地区で唯一の花火大会。およそ2000発の花火を30分間ですべて打上げてしまうダイナミックさが魅力だ。早打ち、スターマインが折り重なるように夜空に広がって海を明るく染め続ける光景は圧倒される。最初から最後までクライマックスといってもいいほど。見物場所から打上げ場所が近いため、真上で花火が花開く。大会名の「やんも」は7月に赤い実をつける伊豆のやまももの木のことで、甘酸っぱく野趣に富んだ味で不毛の土地にも育つという。花火大会も「やんも」のたくましさを象徴するかのように力強い。