とうろう流しと大花火大会

「幻想的な灯ろうが海上を、花火が夜空を美しく彩る」

飯田市に隣接する高森町。観光協会主催の夏祭りが始まったのは、JR飯田線が開通した年で、すでに80年以上の歴史を誇る。飯田市よりやや上流の天竜川を舞台に、「飯田時又灯ろう流し」同様、この地方で最大規模の花火大会が催され、5万人以上の人でにぎわう。川を下って行く灯ろう、夜空に広がる大輪の華、渓谷にこだまする大音響。それぞれが一幅の夜の絵巻となって心に残る。ラストは大スターマインの連発とナイアガラで締めくくられる。