田主丸花火大会

「くだものの里の夏を締めくくる花火大会」

花火が打上げられる佐賀市大和町周辺はロマンに満ちた町。「肥前風土記」にも記されているほどの巨石群を地元では「石神群」と呼んでいる。それは古代より巨石を神様として信仰されていたことの証だ。巨石を見下ろす夜空の大輪には、この地の人々の熱い願いがこめられている。また、花火大会前には、商売繁盛などの願いを込めて川上峡官人橋下流で行われる灯籠流しも幻想的だ。花火もさることながら、心和むその優しい灯りに心が奪われる。「まほろば」と呼ばれるにふさわしいお祭りだ。